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日経平均株価4451円下落…過去最大の下げ幅 1ドル141円台まで円高進む 株安と円高で生活への影響も?街の声と専門家の分析は

MBC南日本放送 / 2024年8月5日 19時30分

MBC

5日の東京株式市場では、日経平均株価は「過去最大」の下げ幅。先週末の終値より4451円値下がりしました。また、円も141円台まで円高が進行しました。
暮らしへの影響はあるのか。街の声、そして専門家に聞きました。

5日の東京株式市場は全面安の展開となり、日経平均株価は先週末の終値より4451円値下がりし、1987年のブラックマンデー以来の下落幅を超えて、過去最大の下げ幅となりました。また、円相場は一時、1ドル141円台まで円高が進みました。

こうした動きに街の人は…
(20代)「(下がっているので)見ないようにしている。景気もだんだん良くなっているので、これから上がっていくと信じている」

(30代)「コロナの時にすごく下がって、でも今はそんなに下がってもない。コロナ時代のマイナスも4~5年でペイしているので、個人的には中長期で見るものと思っている」

また円高の進行について専門家は。

(九州経済研究所 福留一郎部長)
「最近は行き過ぎた円安があったので、改善されてきたと悲観的になりすぎなくてもいい。一時的に円高で、また円安が加速する可能性もある。状況を見極めないといけない」

円高が進むと暮らしにどんな影響があるのでしょうか。

例えば、海外旅行や海外製品の価格が下がります。海外から輸入する飼料やエネルギーなどの価格も抑えられます。
一方で、インバウンド消費が縮小、輸出企業にとっては、製品が高くなるため海外で売れにくくなり、業績が落ち込むおそれがあります。

県内の農林水産物の輸出額の推移です。昨年度はおよそ367億円。このうち地域別ではアメリカが最も多く、半分近くを占めています。

(九州経済研究所 福留一郎部長)
「農林水産物の輸出は円安も1つ要因として最近好調に推移していた。(円高が進むと)水をさしかねないところがあるかもしれないが、そういう時こそ鹿児島の物自体の魅力、今までみたいに支持されるように円高のときこそ底力が試される」

経済の動向が注目される中、県の特産物をいかに海外にアピールできるかどうかが課題となりそうです。

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