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鹿児島市電の脱線事故 原因はポイント切り替え施設の老朽化

MBC南日本放送 / 2024年8月6日 23時1分

MBC

鹿児島市電の鹿児島駅前電停で3日、市電が脱線した事故で、調査を進めていた市交通局はポイント切り替えの施設が老朽化していたことが原因と発表しました。

事故は3日、鹿児島市電の鹿児島駅前電停で、停留場に入ろうとした市電が脱線したもので、鹿児島駅前から朝日通の間で一時運転見合わせとなりました。市電には乗客・乗員あわせて9人が乗っていましたが、けが人はいませんでした。

市交通局では事故原因の調査を進めていましたが6日、停留場に入ろうとした市電がポイント切り替え設備が老朽化が原因で、完全に作動せず、市電の4輪ある車輪のうち前の1輪と、後の2輪がそれぞれ2番ホームに向かう線路と3番ホームに向かう線路とに入ってしまい脱線したと発表しました。市交通局は事故後、切り替え設備の改修などを完了しており、市電は7日は土曜ダイヤで運行し、問題なければ8日の始発から平日のダイヤに戻す方針です。
 

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