大崎町で住宅１棟倒壊 霧島市では２人けが 鹿児島県被害まとめ

MBC

最大震度５強を観測した鹿児島県内では、地震による被害が出ています。大崎町では住宅1棟が倒壊し、霧島市では2人がけがをしました。

消防によりますと大崎町役場の近くで建物1棟が倒壊しました。

けが人の情報はありません。大崎町役場によりますと町内で道路の隆起が1件確認されているほか、ブロック塀が倒れているのが確認されています。大崎町では役場の周辺で水道管が破裂しているということです。

志布志市役所によりますと志布志市有明町伊崎田で、住宅の屋根瓦の一部が落ちているということです。

また志布志市志布志町帖の大師公園近くでは、がけが崩れました。周辺の地域には避難指示が出されています。

避難所が開設され一部の住民が避難しているということです。

いずれもけが人の情報は入っていません。

また指宿市の国民休暇村の近くの道路で、大きさ2メートルほどの落石があり、道路が片側通行になっています。

このほか霧島市隼人町では地震で80代の女性が転倒し頭を打ったほか、霧島市国分では工場にいた40代の女性が落ちてきたものが背中にあたり、けがをしたということです。

いずれも病院に救急搬送されましたが意識はあり、命に別状はないということです。

鹿屋市の串良平和アリーナで天井の板が縦180センチ横90センチの板が18枚落下しました。けが人はいないということです。

あす9日以降は使用中止にするということです。