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鹿児島震度5強 鹿大・井村准教授が現地調査 雨への警戒、液状化への備えを 南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」

MBC南日本放送 / 2024年8月9日 19時40分

MBC

地震から一夜あけ、地震地質学が専門の鹿児島大学・井村隆介准教授が9日、志布志市のがけ崩れの現場を調査しました。

(鹿児島大学 井村隆介准教授)「角が揺すられて落ちたという感じ」

地震地質学が専門の鹿児島大学・井村隆介准教授です。9日、志布志市のがけ崩れの現場を訪れ、被害の状況を確認しました。

志布志市志布志町では8日の地震の揺れの影響で、高さ50メートル・幅30メートルにわたって崩れました。がけ周辺の住民に一時、避難指示が出されました。

井村准教授は特に、今後の雨への警戒が必要だと言います。

(鹿児島大学 井村隆介准教授)「だんだんと傾斜になっていることが分かる、崩れて落ちたところが傾斜になっていて、後ろに崖が立っているような地形。雨が降ると水も一緒に下に降りてきて下まで影響がある」

大崎町では、地面が隆起する現象が複数か所で起きました。これについて井村准教授は、水分を多く含んだ地盤が振動で液体状になる「液状化現象」によるものとみていて、今年1月の能登半島地震でも見られた現象です。

(鹿児島大学 井村隆介准教授)「建物は今回は耐えたけど、2回目3回目というように同じ揺れがくれば厳しいかもしれない」「液状化そのもので人が亡くなることはない、揺れから身を守って、液状化に備えてライフラインの確保ができるかどうかだと思う」

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