反原発団体が川内原発の運転停止を申し入れ 南海トラフ臨時情報受け「大地震で大事故起こる」

MBC

今月8日の南海トラフ地震臨時情報をうけ、反原発の市民団体は14日、九州電力に川内原発の運転停止を申し入れました。

市民団体は14日、「大地震が起きれば川内原発で大事故が起きる」として、九州電力に川内原発の運転を停止するよう申し入れました。

（ストップ川内原発！3.11鹿児島実行委員会　向原祥隆共同代表）「地震が相次ぐ中で、原発は日本にあるべきでないと改めて思った。九電や鹿児島県にもっと原発は慎重に対応してほしい」

川内原発1号機は現在、定期検査中で、2号機は通常運転しています。

8日の地震では、薩摩川内市で震度3を観測、川内原発は揺れの加速度を示す数値が160ガル以上で自動停止しますが、九電によりますと、今回は最大で8.6ガルでした。

九電は「本店含め全社で共有する」とコメントしています。