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タイヤ破裂にバッテリー上がり…夏場に増える車のトラブル 対策は?

MBC南日本放送 / 2024年8月23日 19時18分

MBC

県内は23日も気温が上がり、鹿児島市でも35度以上の猛暑日となりましたが、この長引く異例の暑さもあって、今、タイヤの破裂やバッテリー上がりといった車のトラブルが増えています。

観光やレジャーで車を運転する機会が増える夏。

車の故障・トラブルに対応するロードサービスを提供しているJAFによりますと、鹿児島県内での出動件数は先月2749件と、去年に比べて200件以上増えています。

その原因の1つが…。

(JAF鹿児島支部 中尾光孝さん)「出動依頼が最近増えている。異常な暑さで車のトラブルも増えている」

出動理由の中で最も多いのが、タイヤのトラブルです。

(記者)「高速道路を20分ほど走った車。タイヤはかなり熱くなっている」

この日、鹿児島市の地表の温度は60度以上。タイヤの温度も50度を超えていました。タイヤの温度が上がると内部の空気が膨張し、少しの衝撃でも破裂するおそれがあります。

(JAF鹿児島支部 中尾光孝さん)「空気圧を定期的に、最低でも月に1回は点検をしていただきたい」

空気圧は、タイヤに空気を入れるエアバルブに計測器をあてて調べることができます。運転席のドア近くに適切な空気圧の数値が記載されていることが多く、計測機は安いものなら500円以下で買えます。ガソリンスタンドでも点検してもらうことができます。

2番目に多いのが、バッテリー上がりです。夏場の運転に欠かせないエアコンは消費電力が大きいため、バッテリーへの負担が大きいといいます。

(JAF鹿児島支部 中尾光孝さん)「コンビニに少し立ち寄っただけでエンジンがかからなくなったり、バッテリーの寿命が突然来ることがある」

ある程度、車内が冷えたら、エアコンの風量を下げるなど、消費電力を抑えることが効果的です。

エンジンが熱くなりすぎるオーバーヒートにも注意が必要です。エンジンの冷却水が少なかったり、不具合で冷却水が漏れ出たりすると、高温になったエンジンを冷やせなくなり、オーバーヒートを起こすおそれがあります。

(JAF鹿児島支部 中尾光孝さん)「オーバーヒートした状態で走るとエンジンが焼きついて、白い煙が出たりエンジンが壊れたりしてしまう」

走行前にはボンネットを開けて、冷却水が減っていないか、確認しておくと安心です。

(JAF鹿児島支部 中尾光孝さん)「これだけ暑いと車もダメージを負うので労わってほしい。人も車も休ませてあげることが大切」

連日の厳しい暑さ。人だけでなく、車にも暑さ対策が必要です。

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