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強い台風10号ゆっくりと北上 気象台「猛烈な風、非常に激しい雨に厳重警戒を」

MBC南日本放送 / 2024年8月26日 18時22分

MBC

強い台風10号は、27日から29日木曜にかけて勢力を強めながら鹿児島県内に最も接近する見込みです。台風の速度が遅く、広い範囲で災害のおそれが高まるおそれがあり、厳重な警戒が必要です。

26日午後5時ごろの種子島・西之表市の様子です。風が次第に強まっています。
種子島は、26日夜はじめ頃にも風速15メートル以上の強風域に入るおそれがあります。

台風10号は日本の南にあって、ゆっくりとした速度で西寄りに北上しています。中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルです。

台風は今後、非常に強い勢力に発達しながら奄美地方に接近したのち、進路を北寄りに変え、あさって28日午後から29日ごろにかけて、種子島・屋久島、薩摩・大隅地方にかなり接近する見込みです。

(鹿児島地方気象台 山下一実主任予報官)
「台風10号はゆっくりとした速さで北上するため、薩摩・大隅、種子・屋久地方では長い時間に渡って、猛烈な風、非常に激しい雨が続く可能性。28、29日は不要不急の外出を控えたほうが良い」

気象台は26日午後に開いた臨時の説明会で、台風の動きが遅く、広範囲で災害の危険度が高まるおそれがあるとして、厳重な警戒を呼びかけました。

県内で27日に予想される最大瞬間風速は奄美で45メートルと、一部の住宅が倒壊するおそれもある猛烈な風が予想されています。

また大雨のおそれもあり、県内で27日夕方までの24時間に最大120ミリの雨が予想されています。そして、28日夕方までの24時間に最大400ミリ、さらに29日までの24時間にも最大400ミリの雨が予想されています。

海上は27日以降、うねりを伴った最大9メートルの猛烈なしけとなる見込みです。

暴風、うねりを伴った高波、土砂災害に厳重な警戒が必要です。

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