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台風10号「非常に強い」奄美北部を暴風域に巻き込みながら接近中

MBC南日本放送 / 2024年8月27日 18時24分

MBC

非常に強い台風10号は奄美地方の一部を暴風域に巻き込みながら、鹿児島県内に接近しています。あす28日にかけ線状降水帯が発生するおそれもあり、厳重な警戒が必要です。

(塩田知事の会見)「関係機関と速やかに緊密に連携をとり、最悪の事態を想定して事前の対策に万全を期してください」

奄美地方はすでに雨風が強まっていて、早いところでは27日夜にも最接近する見込みです。

県内では、27日夜からあす28日夜にかけて線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まるおそれがあり、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要です。

福岡管区気象台と九州地方整備局は会見を開き、台風への警戒をもう一段高めるよう呼びかけました。

(福岡管区気象台)「台風の動きが遅く、長い時間、暴風や大雨の影響をうける可能性がある。警戒が必要な地域では、不要不急の外出を控えて」

現在、奄美北部の一部が風速25メートル以上の暴風域に入っていて、喜界島では午後5時までに最大瞬間風速42.7メートルを観測しました。島には船の入港が3日なく、スーパーからはパンや冷凍食品などが陳列棚からなくなっていました。

同様の光景は奄美市でも。市内のスーパーでは船が欠航しているため、乳製品などの食料品が品薄になっています。

(客)「乳製品を買いにきたが、もうない。久しぶりの台風なので、びっくりだが、どうにかつないでいこうと思う」

また、強風域に入っている種子島の直売所でも野菜の入荷が滞っていて、不安の声が聞かれます。

(店員)「農産物を販売しているが、影響が不安」

西之表市では、台風の接近に備え、対策を急ぐ姿が見られました。

(住民)「台風の時は必ず、ここはまともに風が当たるから。(Q.何度も経験していると思うが心配?)この辺はな」

今後も台風は遅い動きで県内にさらに近付くと見られ、30日ごろにかけて影響が予想されます。

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