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台風10号 今後の進路は? 気象予報士解説

MBC南日本放送 / 2024年8月27日 18時42分

MBC

今後の台風10号の進み方などについて、住吉気象予報士の解説です。

非常に強い台風10号は、奄美の東海上をゆっくりと北北西に進んでいます。中心の気圧が950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートルです。

風速25メートル以上の暴風域に、喜界島や奄美の北部、奄美大島の一部が入っています。また、風速15メートル以上の強風域に、鹿児島県本土の一部や種子島・屋久島、そして奄美の南部の広い範囲が入っています。

台風はこの後も発達します。あす28日午後3時には屋久島の南、そしてあさって29日午後3時には枕崎の西北西およそ80キロを中心とする予報円へと進む見込みで、県本土にもかなり接近、あるいは上陸の可能性もあります。

あす28日午後3時時点では中心気圧が935ヘクトパスカルと、発達のピークを迎えます。

あさって29日の午後3時時点でも強い台風で、最大風速は40メートルと、ブロック塀が倒壊するような猛烈な風が中心付近は予想されています。

そしてその後も30日にかけて時速10キロ程度と、ゆっくりした速さで進んで影響が長く続く見込みです。

予想される雨量です。24時間ごとの雨量はいずれも多いところで、あす28日夕方にかけては奄美地方で400ミリの見込みです。

県内では27日夜から28日夜にかけて線状降水帯が発生して、災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。さらに30日金曜日にかけて、台風の動きが遅いため、雨量が多くなりそうです。

暴風域の時間帯です。薩摩、大隅地方はあす28日夜遅く、種子島・屋久島はあす28日朝、そして奄美の北部について、十島村や奄美の南部も27日夜遅くに暴風域に入る所がある見込みです。

暴風の中での避難は危険です。危険な所にお住まいの方は早めの避難が大切です。

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