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奄美大島のマングース「根絶宣言」「世界に類を見ない成功例」

MBC南日本放送 / 2024年9月3日 16時7分

MBC

環境省は3日、奄美大島で捕獲を続けてきたマングースの根絶を宣言しました。

(環境省自然環境局 植田明浩局長)
「奄美大島での特定外来生物・マングースの根絶を宣言する」

奄美大島では1979年に、毒蛇のハブを捕食することを目的に、およそ30匹のマングースが放たれました。しかし、昼に活動するマングースは夜行性のハブには向かわず、アマミノクロウサギなど希少な固有種を捕食し、問題となっていました。

国などは、1993年以降、およそ36億円をかけ3万2000匹あまりを捕獲。2018年度の1匹を最後にこの6年間に捕獲はなく、環境省は3日、奄美市で開いた会議でマングースの生息状況を確認し、関係機関の意見を参考にしたうえで「奄美大島のマングースは根絶された」と宣言しました。

(マングースバスターズ)
「マングースをゼロにして生態系を元に戻すということだったので、とてもうれしい。よくやったと自分で自分を褒めたい」

環境省の「根絶宣言」を受けて塩田知事は3日午後、「奄美大島のように面積の大きな島で外来の哺乳類を根絶できたのは、世界に類を見ない成功例。新たな外来種の侵入防止や早期発見などに、関係機関と連携して取り組んでいく」とコメントしました。

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