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中学生まで医療費負担ゼロへ…鹿児島市独自の子ども医療費助成の条例改正案など30議案提案

MBC南日本放送 / 2024年9月3日 19時32分

MBC

鹿児島市の9月定例会が3日に開会しました。子ども医療費助成の条例改正案や、西原商会アリーナのリニューアル事業など、総額2907億円あまりの補正予算案などが提案されました。

3日に開会した本会議では、2907億円あまりの補正予算案や、条例改正案など30件が提案されました。

子ども医療費に関する条例の改正案では、現在の医療機関などの窓口で医療費を一度支払い、後日返還される「償還払い」から、窓口負担ゼロの「現物給付」に変更されます。また、自己負担ゼロの対象をこれまでの2歳から中学生までに広げます。

これに伴うシステム改修にかかる経費に2200万円あまりを計上し、県の助成と同じく、来年度の開始を目指すとしています。

また、西原商会アリーナのリニューアル事業については、音響や照明などの設計費用として5600万円あまりを計上しましたが、今年度予定していたメインアリーナの天井の耐震化工事は、入札希望者がなく中止したため、工事費用の9200万円が予算から減額されました。
工事はおよそ2年延期され、供用開始は2028年度になる見通しです。

鹿児島市議会の9月定例会は、今月30日まで28日間、行われます。

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