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違反広告物を一斉パトロール 電柱や街路樹の違法広告に対し警告・撤去作業

MBC南日本放送 / 2024年9月6日 16時8分

MBC

まちの景観を守ろうと、街頭や電信柱に貼られた違法な広告物を一斉に取り除く作業が、鹿児島市で行われました。

違法広告物を取り除く取り組みは、今月1日から10日までの「屋外広告物適正化旬間」にあわせて毎年行われていて、今年は、市の職員や通信事業者など7つの団体が参加しました。

屋外広告物法では、違法広告物などの掲示したり、取り除く義務に違反したりした者は、30万円以下の罰金が課せられることがあります。

6日は、電信柱や街路樹などに貼られた違法な看板や張り紙などに撤去を呼びかける警告シールを貼ったり、これまでの警告に応じなかった広告物を取り除いたりしていきました。

鹿児島市によりますと、コロナ禍や広告のデジタル化などで違法広告物の撤去数は、2015年度の7414件をピークに、昨年度は1130件と減少傾向ですが、最近は不動産関係の違法掲示が目立っているということです。

(鹿児島市都市景観課 中島祥太課長)
「不動産関係の建売や土地の案内をする広告物が散見される。良好な景観形成、街づくりを目指したい」

市では、ポスターなどを掲示し、事業所や住民の意識啓発を行っていくとしています。

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