自民総裁選あす12日告示 大混戦…鹿児島県関係議員に新たな動き

MBC

あす12日に告示される自民党総裁選について、すでに出馬を表明している9人の争いとなる公算が大きくなっています。大混戦が予想される中、鹿児島県関係の自民党国会議員に11日、新たな動きがありました。

告示があすに迫った自民党総裁選を巡っては、11日、上川陽子外務大臣が新たに出馬を表明し、9人の争いとなる公算が大きくなっています。

総裁選に投票できる県関係の国会議員のうち、衆議院比例九州選出で鹿児島2区支部長の保岡宏武議員と、衆議院比例九州選出で鹿児島3区支部長の小里泰弘議員は石破茂元幹事長の推薦人を務めています。

一方、衆議院鹿児島1区の宮路拓馬議員は、3年前の前回に続き、野田聖子元総務大臣の推薦人になっていましたが、20人の推薦人を確保できず、出馬を断念しました。

小泉進次郎元環境大臣の選対本部長就任も無くなった中、11日に取材に応じた宮路議員は…。

（衆議院鹿児島1区・宮路拓馬議員）「頭を整理する必要があるし、限られた時間の中ではあるが熟考を重ね、最終的に何らかの結論を出す。野田聖子さんの意思を最大限に尊重したいと思うし、最終的に自らの身の振り方を決断する」

また、衆議院鹿児島4区選出の自民党総務会長の森山裕議員は、「総務会長の立場なので、総裁選に関するコメントは差し控えたい」としています。

参議院鹿児島選挙区の野村哲郎議員は、今回の総裁選で選挙管理委員を担っていて、「選挙運営の役割を担っているので、個人的な意見は差し控える」とコメントしています。

9人の争いとなる見込みの自民党総裁選はあす12日告示、今月27日、投開票です。