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人件費・資材高騰…鹿児島県の新たな総合体育館「事業費さらに増える可能性」

MBC南日本放送 / 2024年9月12日 20時7分

MBC

県が鹿児島港本港区に計画している新たな総合体育館についてです。塩田知事は12日に開会した県議会で、事業費が現在の313億円からさらに増える可能性があるとの見方を示しました。

(塩田康一知事)「金利の上昇や資材価格の高騰が続いているとの話を聞いている」

県は鹿児島港本港区のドルフィンポート跡地に、2029年7月の供用開始を目指し、新たな総合体育館=スポーツ・コンベンションセンターの整備を計画しています。

事業費は基本構想から68億円増え、313億円を予定していますが、塩田知事は12日に開会した県議会で、人件費や資材価格の高騰で事業費がさらに膨らむ可能性を示しました。

Q.整備費がさらに膨らむという可能性も?
(塩田康一知事)「その可能性はある。全然具体的な金額は分からない」

スポーツ・コンベンションセンターの整備は、民間事業者に設計から建設、運営までを委託する「PFI方式」を採用します。県は今月27日の入札で事業者に対し、313億円を超えない範囲での提案を求めていますが、入札が成立するかは不透明です。

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