1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

土砂流入の北薩トンネル 原因は「豪雨による地中の水圧上昇」 復旧は年単位の見込み

MBC南日本放送 / 2024年9月12日 20時4分

MBC

北薩横断道路の北薩トンネルで土砂や水が流入している問題で、復旧に向けた計画を立てるため専門家による委員会が初めて開かれました。専門家は崩落の原因について「7月の豪雨でトンネル周辺の地中の水圧が高まったため」とみています。

12日の北薩トンネル内部の様子です。トンネルの上部が崩れ、水が流れ出しているのが分かります。

北薩トンネルでは今年7月、路面が浮き上がりや水の湧き出しが確認され、崩落した壁から土砂が流れ出しました。この影響で、高尾野インターとさつま泊野インターの間は通行止めとなっています。

鹿児島県は12日、土砂災害やトンネル工事など専門家による技術検討委員会をはじめて開き、現地を視察しました。

委員会で、専門家からは崩落の主な原因について「7月中旬の豪雨でトンネル周辺の地下水が増えて、大きな水圧がかかった」との見方が示されました。

(鹿児島大学工学部教授・土砂災害専門 酒匂一成委員長)「大量の雨が降り、地下水位が上がってトンネルにかかる圧力が高まったのが主たる原因と委員会で話したので、それに対してどう対策をとるか、今後詰めていきたい」

県は今後、トンネル内の水を抜く工事をした後、委員会の意見をもとに復旧計画を立てますが、復旧は数年単位となる見通しです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください