【台風情報】台風１４号に続き新たに台風発生へ 台風１５号に「台風のたまご」熱帯低気圧が発達する予想 気象庁の予想進路詳しく

MBC

台風１４号に続き台風のたまご＝熱帯低気圧が台風へ

気象庁によると、大型の台風１４号は、１８日から１９日ごろにかけて沖縄地方と奄美地方に接近する可能性があります。１４号とは別に、フィリピンの東にある台風のたまご＝熱帯低気圧ｃが、１７日１８時までに台風に発達する予想です。発生すれば台風１５号になります。２２日にかけての雨・風シミュレーションは画像で掲載しています。

気象衛星ひまわりの画像では、中国大陸で台風１３号から変わった熱帯低気圧と、マリアナ諸島付近の台風１４号、そして新たに台風になるとみられる熱帯低気圧ｃがフィリピンの東に確認できます。

台風１４号　１８日に奄美・沖縄に最接近へ　気象庁の予想進路詳しく

大型の台風１４号は、１７日９時にはフィリピンの東にあって、１時間に３０キロの速さで北西に進んでいます。中心気圧は９９６ヘクトパスカル、最大瞬間風速は３０メートルです。

台風１４号は、１７日２１時には日本の南に進む予想で、中心気圧は９９２ヘクトパスカル、最大瞬間風速は３５メートルと予想されています。

１８日９時には大東島地方の近海に進む予想で、中心気圧は９９６ヘクトパスカル、最大瞬間風速は３０メートルで、１時間に４５キロの速さで西北西に進むと予想されています。１８日に奄美地方や沖縄地方に最も接近するおそれがあります。

１９日９時には東シナ海を中心とする予報円内に進み、中心気圧は９９８ヘクトパスカル、最大瞬間風速は２５メートルと予想されています。２０日９時には中国大陸で熱帯低気圧に変わると予想されています。

 

台風１４号から暖かく湿った空気が流れ込み、秋雨前線を刺激して日本列島に大雨を降らせるおそれがあります。台風本体から離れていても大雨になるおそれがあります。気象庁から発表される今後の台風情報や気象情報に注意してください。

台風１４号　気象庁の風・雨・波の予想

台風１４号は、１８日に奄美地方や沖縄地方に最も接近するおそれがあります。

［風の予想］
▼１７日に予想される最大風速（最大瞬間風速）
　　沖縄地方　　　　　　１５メートル　（２５メートル）
▼１８日に予想される最大風速（最大瞬間風速）
　　奄美地方　　　　　　２０メートル　（３０メートル）
　　沖縄地方　　　　　　２０メートル　（３０メートル）
▼１９日に予想される最大風速（最大瞬間風速）
　　奄美地方　　　　　　１５メートル　（２５メートル）
　　沖縄地方　　　　　　１８メートル　（３０メートル）

［波の予想］
▼１７日に予想される波の高さ
　　沖縄地方　　　　　　　　４メートル　うねりを伴う
▼１８日に予想される波の高さ
　　奄美地方　　　　　　　　６メートル　うねりを伴う
　　沖縄地方　　　　　　　　６メートル　うねりを伴う
▼１９日に予想される波の高さ
　　奄美地方　　　　　　　　５メートル　うねりを伴う
　　沖縄地方　　　　　　　　５メートル　うねりを伴う

［雨の予想］
▼１７日６時から１８日６時までに予想される２４時間降水量
　　沖縄地方　　　　　　５０ミリ
▼その後、１８日６時から１９日６時までに予想される２４時間降水量
　　奄美地方　　　　　　１５０ミリ
　　沖縄地方　　　　　　１００ミリ
▼その後、１９日６時から２０日６時までに予想される２４時間降水量
　　奄美地方　　　　　　１００ミリ
　　沖縄地方　　　　　　　５０ミリ

［潮位の予想］
▼奄美地方や沖縄地方では１８日から１９日にかけて、台風の影響と大潮の時期が重なるため潮位が高くなる所があるでしょう。

［防災事項］
奄美地方や沖縄地方では、うねりを伴った高波に警戒し、強風、高潮、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。台風の進路等によっては、警報級の暴風や大雨となるおそれがあります。

フィリピンの東の「台風のたまご」　１７日に台風１５号へ

気象庁の予測によると、フィリピンの東にある台風のたまご＝熱帯低気圧は、１７日１８時までに台風に発達する予想です。発生すれば台風１５号となります。１７日１８時には南シナ海にあって、中心気圧は９９４ヘクトパスカル、最大瞬間風速は２５メートルと予想されています。南シナ海を西よりに進み、日本への直接の影響はない見通しです。