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脱炭素で”地域経済を活性化” 鹿銀・日置市・エネルギー会社が契約締結

MBC南日本放送 / 2024年9月20日 16時8分

MBC

脱炭素化で地域経済の活性化に取り組もうと、鹿児島銀行が日置市やエネルギー会社と契約を締結しました。日置市は去年、環境省が取り組む脱炭素先行地域に選ばれました。

市は鹿児島銀行や地元企業のひおき地域エネルギーなどと連携し脱炭素化を進めていて、19日は事業を円滑に進めるための契約を3者で交わしました。

ひおき地域エネルギーは今後、国からの補助金などあわせて43億円を使って市内の学校やおよそ1000戸の住宅の屋根に太陽光パネルを設置する予定です。

5年後の2029年3月までに、日置市吹上町や徳重工業団地の使用電力を、すべて再生可能エネルギーでまかなうことを目標としています。

(日置市 永山由高市長)
「日置市でつくった再生可能エネルギーを市内に供給し、使っていくことで、再生可能エネルギー関連の仕事が増えていく」

(鹿児島銀行 郡山明久頭取)
「地域が一帯になって、そこに未来の姿をつくりあげていく、そういう事業だと考えている」

国は2030年度までに2013年度と比べ温室効果ガス46%削減を目指していて、県内で脱炭素先行地域に選ばれたのは沖永良部島の「知名町・和泊町」に次いで日置市が2例目です。

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