「冬の全国」目指す戦い 神村学園6連覇 ゴールラッシュで鳳凰破り全国へ 鹿児島

MBC

高校生スポーツでは、早くも冬の全国大会を目指す戦いが始まっています。鹿児島県南さつま市で6日に行われた県高校女子サッカー選手権の決勝戦。全国への切符をつかんだのは？

今年から全国大会の出場枠がこれまでの32から増え、都道府県大会の優勝チームに出場権が与えられることになった全日本高校女子サッカー選手権。6日の県予選決勝では、ともに全国大会で優勝経験のある鳳凰と神村学園が対戦しました。

試合は前半13分、ゴール前の混戦から安田が押し込み、神村が先制します。神村はその後も攻勢に出ますが、ポストに嫌われ追加点を奪えず、1対0で試合を折り返します。

エンドが変わった後半は、神村のゴールラッシュに。山野のゴールを皮切りに、安田の2ゴール目など、多彩な攻撃を見せた神村学園が9対0で勝ち、大会6連覇。全国大会出場を決めました。

（神村学園　岡部光流キャプテン）「前向きに選手がどんどん裏に抜け出すのが良さ。そこができたところが良かった。（全国大会まで）残り3か月と短い期間だが、課題を修正して日本一に向かって努力したい」

全国大会は12月下旬に兵庫県で開幕。神村学園は3年ぶりの日本一を目指します。