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大雨特別警報の与論島 1日半で年間総雨量3分の1の雨 9日夕方にかけ猛烈な雨のおそれ 鹿児島(午前8時半)

MBC南日本放送 / 2024年11月9日 8時51分

MBC

気象庁は、鹿児島県の与論町に大雨特別警報を発表しています。
与論町では降り始めからの雨量が、1日半で、年間総雨量の3分の1に相当する600ミリ以上に達しています。低い土地の浸水・土砂災害に最大級の警戒をしてください。

【1時間120ミリの猛烈な雨】
奄美地方には暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。

奄美地方南部では与論町を中心に8日から発達した雨雲がかかり続け、気象庁は9日午前0時半すぎ、奄美地方に線状降水帯の発生情報を出しました。
そして、9日午前1時すぎには、与論町付近で1時間におよそ120ミリの猛烈な雨が降ったとして、記録的短時間大雨情報を発表しました。与論町で記録的短時間大雨情報が出されるのは、8日午後1時40分の発表から2回目です。

▼現在、与論町に大雨警戒レベルで最高の「レベル5」に相当する大雨特別警報が出されています。
▼また、土砂災害警戒情報が与論町のほか、沖永良部島の知名町と和泊町に出されています。

【年間総雨量の3分の1が1日半で】
与論町では、7日夕方の降り始めからの総雨量が、これまでに609ミリに達しています。1日半で、年間総雨量の3分の1に相当する雨が降ったことになります。

【9日夕方にかけ猛烈な雨のおそれ】
奄美南部では、9日夕方にかけて猛烈な雨が降るおそれがあり、
▼9日予想される1時間雨量は80ミリ、
▼10日朝までに予想される24時間雨量は300ミリです。

命に危険が及ぶ災害発生の危険度が急激に高まっています。危険な場所にいる人は、直ちに命を守る行動をとってください。これまでに経験したことのないような大雨で、何らかの災害がすでに発生している可能性が高くなっています。

低い土地の浸水・土砂災害に最大級の警戒、河川の増水・氾濫に厳重に警戒をしてください。

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