バスが急ブレーキで乗客4人搬送 バス運転手「急に前に」車運転手「前がすいていたから」鹿児島市

MBC

鹿児島市で19日朝、急ブレーキをかけた路線バスに乗っていた女性4人が病院へ搬送されました。

鹿児島中央警察署によりますと、鹿児島市春日町の国道10号で19日午前8時半すぎ、市街地方向に走っていた乗用車が車線変更をした際、後ろから走ってきた南国交通のバスが急ブレーキをかけました。

バスには乗客およそ20人が乗っていて、そのうち立っていた女性4人が病院へ搬送されました。1人が頭から出血、3人が腰や膝の痛みを訴えているということです。

現場は片側3車線の直線道路で、乗用車を運転していた70歳の男性は「前がすいていたから車線変更した」55歳のバスの男性運転手は「急に前に入ってきたので急ブレーキをかけた」と、それぞれ話しているということです。

警察が過失運転傷害の疑いも視野に、運転していた2人から当時の状況を聞いています。