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「新たな公共交通の整備で市民活動を守る」日置市が来月からAI活用の乗合送迎サービスを開始

MBC南日本放送 / 2024年11月26日 19時22分

MBC

鹿児島県の日置市は、来月からAI=人工知能を活用した乗合送迎サービス運行を始めます。26日は車両のお披露目式がありました。

来月1日から運行が始まるのは「ひお吉号」です。日置市は2011年から乗合タクシーを走らせていて、今回、最適なルートで利用者を効率よく運べるよう、新たにAIを活用したシステムを導入しました。

市内の6つのタクシー会社が7台を運行し、予約した人はスーパーや病院などおよそ1300か所ある停留所で乗り降りします。市民以外も利用できますが、会員登録が必要で、料金は高校生以上が1回300円、小中学生や運転免許の返納者は1回200円です。

(市民65歳)「自分もいつ免許返納の歳になるか分からないから、それの勉強も」

(日置市 永山由高市長)「既存の公共交通に代わる新しい公共交通の整備は、大切な市民活動を守っていくためのポイントのひとつになっている」

「ひお吉号」運行に伴い、伊集院地域で運行しているコミュニティバスは今年で廃止されます。

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