冷え込み強まり初霜、初氷「手が凍る」 錦江湾では「けあらし」も出現

MBC

9日の県内は氷点下となったところもありこの冬一番の冷え込みとなりました。
鹿児島市の気象台では初霜・初氷を観測しました。

9日朝の薩摩・大隅地方は高気圧に覆われてよく晴れ、放射冷却が強まりました。最低気温は、伊佐市で県内で今シーズン最も低いマイナス3.5度、さつま町でマイナス2.7度、錦江町でマイナス2.4度など33の観測地点のうち23地点で今季最低を記録しました。

鹿児島市の気象台では初霜、初氷が観測されました。鹿児島市でも5度を下回り、マフラーや手袋などを身に着けて通勤・通学する通勤する人の姿が見られました。

「めっちゃ寒い。（マフラーを）100倍きつく締めてきた」
「車のガラスも凍っていてびっくり」
「手が凍るくらい寒くて、先週は手袋をつけていなかったが、つけた」

また9日は姶良市脇元の錦江湾で気温が低い時に海面から蒸発した水蒸気が急激に冷やされてできる霧、「けあらし」が発生しました。今後も寒気は居座る予想で、冷え込みは、しばらく続く見通しです。