「雪はいつどこで？」日本海側で大雪おそれ 関東でも雪か【雪シミュレーション18日（水）～22日（日）】気象庁の情報詳しく

MBC

強い寒気　中国地方は大雪おそれ　１８日夜と21日（土）は関東でも雪か

日本付近は冬型の気圧配置が続き、日本海側から強い寒気が流れ込みます。中国地方では、１８日夜のはじめ頃から１９日にかけて山地を中心に大雪となる見込みです。積雪や路面の凍結による交通障害、土砂災害に十分注意してください。東北の日本海側でも、大雪となる所があるでしょう。１８日昼前にかけて、大雪による交通障害、屋根からの落雪、建物や農業施設への被害に注意・警戒してください。雪シミュレーションでは、１８日夜には関東の一部で雪が降る予想となっています。21日（土）未明には東京でも雪が降る予想です。22日（日）は九州、近畿など西日本から東日本の太平洋側を中心に広い範囲で雪の可能性があります。22日（日）までの全国の雪シミュレーションは画像で掲載しています。

中国地方に「大雪と大雨に関する気象情報」

１８日（水）から１９日（木）にかけて、中国地方の上空約５５００メートルには平年より１０度程度低い氷点下３６度以下の強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる見込みです。

中国地方では、１８日夜のはじめ頃から１９日にかけて山地を中心に大雪となる見込みです。雪雲が予想以上に発達した場合には警報級の大雪となる可能性があります。

【雪の予想】
▼１８日６時から１９日６時までに予想される２４時間降雪量、
　　山陽　山地　３０センチ　平地　　５センチ
　　山陰　山地　５０センチ　平地　　７センチ
▼その後、１９日６時から２０日６時までに予想される２４時間降雪量
　　山陽　山地　１５センチ　平地　　１センチ
　　山陰　山地　３０センチ　平地　　１センチ

【雨の予想】
鳥取県では、これまでの雨で地盤がやや緩んでいる所があります。１８日夜のはじめ頃から１９日にかけて、沿岸部を中心に断続的に雨が降るため総降水量が多くなり、大雨となる見込みです。警報級の大雨となる可能性があります。
▼１８日６時から１９日６時までに予想される２４時間降水量
　　山陰　５０ミリ
▼その後、１９日６時から２０日６時までに予想される２４時間降水量
　　山陰　５０ミリ

【防災事項】
積雪や路面の凍結による交通障害、土砂災害に十分注意してください。
電線や樹木への着雪、雪による倒木、なだれ、落雷、突風に注意してください。
18日～22日の雪シミュレーションは画像で掲載しています。

東北地方の日本海側　「警報級の大雪」の可能性

日本付近は冬型の気圧配置となっていて、日本海は気圧の谷となっています。
このため、東北の日本海側では、大雪となる所がある見込みです。雪雲が停滞した場合や、気温が予想よりも低く経過した場合は、警報級の大雪となる可能性があります。

【雪の予想】
▼１７日１８時から１８日１８時までに予想される２４時間降雪量
　　東北日本海側　山沿い　５０センチ
　　東北日本海側　平地　　４０センチ

【防災事項】
東北の日本海側では、１８日昼前にかけて、大雪による交通障害、屋根からの落雪、建物や農業施設への被害に注意・警戒してください。電線や樹木への着雪、なだれに注意してください。
18日～22日の雪シミュレーションは画像で掲載しています。

北陸は警報級の大雨の可能性

北陸地方の上空５５００メートル付近には、氷点下２７度以下の寒気が流れ込み、寒気はさらに強まる見込みで、大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。北陸地方では、１８日にかけて土砂災害に注意・警戒してください。

【雨の予想】
▼１７日６時から１８日６時までに予想される２４時間降水量
　　新潟県　８０ミリ
　　富山県　５０ミリ
　　石川県　５０ミリ
　　福井県　５０ミリ
▼その後、１８日６時から１９日６時までに予想される２４時間降水量
　　新潟県　５０ミリ
　　富山県　５０ミリ
　　福井県　５０ミリ

【防災事項】
　北陸地方では、１８日にかけて土砂災害に注意・警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

画像で掲載している22日（日）までの雪シミュレーションでは、18（水）には北陸や東北の日本海側、北海道などを中心に雪が予想されています。19日（木）は、午前中に中国、四国、九州で、午後から北陸、東北、北海道、関東の一部で雪が予想されています。20日（金）は東北と北海道で雪の予想です。21日（土）は、未明に東京でも雪が予想されています。22日（日）は、九州、中国、近畿など西日本から東日本の広い範囲で雪が予想されています。