能登地震で職員の過半数集まれなかった自治体も 国の原子力防災訓練でも念頭に 川内原発

MBC

きょう6日は仕事始めです。薩摩川内市役所でも6日、本格的に業務がスタートしました。田中市長は、来月、川内原発を中心に実施される国の原子力防災訓練で、能登半島地震を念頭にした新たな訓練を行う考えを示しました。

（薩摩川内市・田中良二市長）
「川内原発の安全・安心の運転徹底と市民の不安払しょくに努めていきたい」

薩摩川内市役所で開かれた仕事始め式には、幹部職員らが出席しました。

田中市長は来月、川内原発で12年ぶりに実施される国の原子力防災訓練について、能登半島地震で揺れの当日、石川県輪島市などでは職員の過半数が参集できなかったことを踏まえ、今回、新たな訓練を行う方針を示しました。

（薩摩川内市・田中良二市長）
「これまで能登半島地震と原発防災に関わる振り返り・検証進めてきたので来月は、改善に取り組めるよう協議を進めていきたい」

また、田中市長は、この春始まる新たな総合計画をもとに、人口減少対策や市民サービスの向上に取り組む考えも示しました。