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中国海軍の情報収集艦が大隅海峡を航行、今年初「太平洋で活動を急速に拡大・活発化」 鹿児島

MBC南日本放送 / 2025年1月7日 11時41分

MBC

中国海軍の情報収集艦が5日、大隅海峡を通って東シナ海へ航行していたことが分かりました。中国海軍の艦艇による大隅海峡の航行を防衛省が公表したのは、今年に入って初めてです。

防衛省によりますと、5日午前4時ごろ、中国海軍のドンディアオ級情報収集艦1隻が、種子島の北東およそ70キロの海域を航行しているのが確認されました。

海上自衛隊・厚木航空基地のP-1哨戒機や、護衛艦などが警戒・監視にあたり、情報収集艦は大隅海峡を西に進んで東シナ海へ向かったということです。
領海への侵入はありませんでした。

今回確認された情報収集艦は、先月13日にも沖縄本島と宮古島の間を通って太平洋へ進んだのが確認されていて、航行の目的について、防衛省は「分析状況などを含めて回答できない」としています。

中国海軍の大隅海峡航行は、おととしが7回、去年が10回と相次ぎ、今年はこれが初めてです。

防衛省は「中国軍は日本周辺や太平洋での活動を急速に拡大・活発化させていて、今回もそうした活動の一環」とし、警戒・監視を続けています。

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