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未回収のごみが至るところに…充電式電池そのまま捨てないで!ごみ処理施設で火災相次ぐ

MBC南日本放送 / 2025年1月14日 19時36分

MBC

今月、埼玉県川口市で撮影された映像、至るところで集積所のごみが山積みになっています。ごみ処理施設で火災が起きて処理ができず、2日間、ごみの回収がストップしたためです。「一般ごみの中に充電式電池=リチウムイオン電池などの発火物が入っていた可能性が高い」ということです。

ノートパソコンやスマートフォンなど幅広い電化製品で使われる充電式電池。正しい分別の徹底が課題となっています。

先月23日、鹿児島県鹿屋市の肝属地区清掃センターで起きた火災。もえるごみに混じった「リチウムイオン電池」が原因とみられ、鎮火に14時間かかりました。各地で相次ぐ、充電式電池が原因とみられる火災。県内では…

(記者)「鹿児島市のごみステーションです。収集する曜日が書いてある掲示板には、充電式小型電池などが追加されています」

鹿児島市では今月から月に1回、充電式電池の収集日を新たに設けました。14日が初めての収集日だった東坂元などでは、早速、充電式のシェーバーや、カメラの充電式電池などが収集されていました。

収集の対象となる充電式電池は、リチウムイオン電池、ニカド電池、ニッケル水素電池。いずれも強い衝撃や圧力が加わると、発火や破裂のおそれがあります。
モバイルバッテリーやワイヤレスイヤホンなど、電池が取り外せない長さ25センチ以内の電化製品も収集の対象です。

これまで充電式電池は、「燃やせないごみ」の日などに含まれていました。しかし、「燃やせるごみ」や「プラスチックごみ」に混ざり、ごみ収集車の中でリチウムイオン電池などが破裂して火災が起こすケースが、年に数回発生しているといいます。

一方で、市民は…

「電子機器の壊れたものやスマホをどうしたらいいか分からない」

「ネットで調べたうえで、分からないものは処理場にもっていって直接聞く」

「子どものおもちゃは電池使っている。心配、最近火事も多いので」

鹿児島市は、充電式電池の間違った捨て方でごみ収集に影響が出るおそれがあるとして、ゴミ出しカレンダーやホームページで正しい分別を呼びかけています。

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