夏の参院選 自民県議・外薗勝蔵氏（73）が出馬の考え伝える 県議団総会

MBC

7月の任期満了に伴う参議院選挙の鹿児島選挙区を巡り、自民党県議の外薗勝蔵さん（73）が、出馬する意向を固めました。

党本部では元職の園田修光さんを公認する方針が決まっていますが、外薗さんは所属する党県議団に推薦を求めたいとしています。

（参院選に出馬意向　自民党・外薗勝蔵県議）「年齢的にも今回が最後だと思っている。昭和の政治の総決算というかたちで年齢がいっているかもしれないが、思いが日々強くなっている」

外薗勝蔵さんは薩摩川内市出身の73歳です。1999年の県議選で初当選し、県議会議長や県連幹事長などを務め、現在7期目です。

定数1の参院選鹿児島選挙区を巡っては、自民党現職の尾辻秀久さんが今期限りでの引退を表明していて、自民党県連は去年、公認候補を公募し、元職の園田修光さん（67）を公認とすることを決めました。

自民党県議団が一本化していた外薗さんは公認されませんでしたが、17日、開かれた団総会で「無所属でも出馬したい」との思いを伝え県議団の推薦を求めていくと強調しました。

（参院選に出馬意向・自民党　外薗勝蔵県議）「最終的には県議団の皆さんからの『頑張れ』ということがないと、この戦いは前に進んでいかないと思う」

参院選を巡っては尾辻秀久さんの三女で自民党に公認されなかった尾辻朋実さん（44）が、立憲民主党の推薦を受け、無所属で出馬する意向を示しています。また、国民民主党や共産党も公認候補の擁立を目指しています。