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「芋としてのおいしさ追究できている」県内産本格焼酎の鑑評会はじまる 鹿児島

MBC南日本放送 / 2025年1月21日 19時25分

MBC

鹿児島県内で造られた本格焼酎を審査する鑑評会が、鹿児島市で始まりました。

鑑評会は、新酒が出そろう今の時期に、県内で造られたサツマイモ、黒糖、米、麦の本格焼酎のできばえを審査するもので、今年は94の蔵元から214点が出品されました。

初日の21日は芋焼酎のみの審査で、熊本国税局や県工業技術センターなどの審査員が、香りや味を確かめながら審査していました。

県酒造組合によりますと、サツマイモ基腐病が落ち着いてきたこともあり、県内の去年6月までの1年間に生産された本格焼酎は、前の年から1割増え、およそ12万キロリットルでした。一方、出荷量は飲食店での消費低迷などもあり、11年連続で減少しているということです。

熊本国税局は去年、焼酎や日本酒などの「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録されたことで海外での認知度をさらに高めたいとしています。

(熊本国税局鑑定官室 小濱元室長)「非常に調和して、芋としてのおいしさが追究できているのではないかという印象。『ここがすごい』と皆さんが胸をはって言えるような造り手や人材、実際の製法、そちらの追究も合わせて必要ではないか」

鑑評会は22日までで、来月14日に結果発表と表彰式があります。

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