硫黄島の山林火災 足場悪く消火活動難航…3日たっても鎮火せず 住民「一日も早い鎮火を」鹿児島

MBC

三島村の硫黄島で発生した山林火災は、3日たった今も鎮火には至っていません。
現場は崖で足場が悪く消火活動が難航しています。

（記者）「硫黄島では先ほどからヘリによるピストン輸送での放水活動が続けられています」

三島村などによりますと、三島村の硫黄島で19日正午ごろ山林火災が発生しました。21日夕方、火は鎮圧状態になりましたが、足場が悪い崖に近づけないこともあり、丸3日たった今も鎮火には至っていません。

消防は、22日朝から火がくすぶっているところで消火活動をつづけ、上空からはヘリが放水活動を行いました。

これまでに5000平方メートル以上が焼けたということですが、島民125人にけがはなくこれまでに住居などへの被害はないということです。

（島民）「一日も早く鎮火宣言が出されることを消防にお願いしたい」

村は県に協力を要請していて、23日以降も鎮火に向けた消火活動を検討しています。