「例年の2倍」今年の花粉飛散予想 クリニックには早くも症状訴える人…去年の猛暑で発芽進む
MBC南日本放送 / 2025年1月23日 19時23分
まもなく本格的な花粉シーズンを迎えますが、日本気象協会によりますと、県内の今年の花粉の飛散量は、例年の2倍と予想されています。
県内では早くも症状に悩む人が出始めています。
今年も目前に迫った花粉のシーズン。一般的にスギは2月から3月、ヒノキは3月から4月にかけて飛散するとされています。
しかし、今年の飛散量は去年の猛暑で発芽が進んだため、全国的に例年より増える見込みです。
日本気象協会によりますと、県内では2月中旬から飛散が始まり、飛散量は例年の2倍近く、去年の3倍近くになると予想されています。
街で聞いてみると…
(30代)「家に引きこもります。極力森林の方に行かなかったりとか、休日はほぼ家にいたりとか、工夫する」
(60代)
「今年はすごく多いみたいですね。全国的に」「目がかゆいときは、目薬を買っています」
鹿児島市にある耳鼻咽喉科のクリニックです。
(医療法人紀 田中紀充理事長)「敏感な方は少し症状が出て、薬をもらいに来る人もいる」
田中紀充理事長によりますと、先週ぐらいから花粉症の症状を訴える人が出はじめたといいます。
(医療法人紀 田中紀充理事長)「昨シーズンのその前も結構、花粉が飛んだ。その時に発症した人も、例年より多かった」
クリニックでは、症状を和らげるために、くしゃみ・目のかゆみなどをおさえる飲み薬や、点鼻薬が処方されます。
(記者)「花粉の抗体があるのか、これから調べてもらいます」
また、花粉などのアレルギー検査も保険の適用で受けることができ、自分がどんな種類の花粉で症状を起こしているか分かります。
(担当者)「結果が出ました。花粉症のスギ、ヒノキは出ていなかった」
そもそも花粉症は、普段の生活の中で花粉が体に入り、花粉を排除しようとする抗体が蓄積されていくことで発症します。このため、発症を防ぎ、症状を悪化させないためにも、花粉を体に取り込まない対策が重要だといいます。
(医療法人紀 田中紀充理事長)「マスクとか眼鏡とか(服は)サラサラした生地に。コートは外で脱いで、はたかずに玄関にかける」
(医療法人紀 田中紀充理事長)「とにかく花粉にさらされないことが一番の対策」
悪化すれば、不眠や集中力の低下などにもつながる花粉症。今年はより一層の対策が必要となりそうです。
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