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かごしま女子駅伝「エースの意地」「ライバル」「ラストラン」 12地区の女性ランナー、たすきに込めた思い 鹿児島

MBC南日本放送 / 2025年1月27日 20時14分

MBC

鹿児島県内12地区の女性ランナーが競った「かごしま女子駅伝」が、26日に行われ、鹿児島が4年ぶりの優勝。それぞれの思いを胸に、たすきをつないだ選手たちを取材しました。

今年で38回目を迎えた、かごしま女子駅伝。霧島市を舞台に、県内12地区の代表チームが、21.0975キロを6区間で争いました。

エースが集まる1区。日置の瀬戸口が、序盤から先頭を引っ張る展開に。残り400mを切って仕掛けたのは、出水の黒神。後続を振り切り、先頭でタスキをつなぎます。

2区、日置の神村学園中等部3年・武田が先頭に。後ろにぴたりと付いた大島の和泊中3年白峯とは、和泊小時代の幼なじみ。普段から仲の良いライバルです。

(大島・白峯選手)「神村学園の同級生たちに食らいつきたい」

2キロを過ぎると、白峯は置いて行かれますが、両者最後まで粘りの走り。先頭、姶良の上ノ原に続き、武田は2位、白峯は4位でたすきをつなぎます。

3区、中学生区間では追い上げも。去年、自身がマークした区間記録には届きませんでしたが、区間賞の走りで順位を2つ上げました。

4区で先頭を争ったのは、日置の福元と鹿児島の野口。神村学園高等部の同級生対決です。そして、鹿児島が単独首位に躍り出ます。

5区、後方では熊毛がCクラストップの9位に。家族の応援を背に駆け抜けます。

レースはその後も鹿児島がトップを守り、最終区へ。アンカーは、今シーズンで実業団引退の、上原美幸。中学生で初出場。高校時代は2度の区間新記録。女子駅伝から世界で活躍する選手に成長。過去6回走った女子駅伝も、これでひと区切りとなりました。

(沿道の声)「美幸ラスト」

(鹿児島・上原選手)「沿道からたくさん声援が聞こえて、本当に最後なんだなとかみしめながら考えながら走った」

(実況)「世界へと旅立った上原美幸。再び鹿児島銀行のユニホームを着て、この霧島路へ帰ってきました」

4区以降、独走態勢を築いた鹿児島。4年ぶりの優勝を果たしました。

(鹿児島・上原選手)「自分にとって一番この大会がきっかけで強くしていただいた。感謝の気持ちでいっぱい。後輩たちがこの大会から世界に羽ばたいたり、活躍したりすることを心から願っている」

2位は姶良、3位は日置。そして、2区以降、4位を守り切った大島がBクラス優勝。11年ぶりのAクラス入りを決めました。

(大島チーム)「来年はAクラス(優勝に)挑戦します」

【かごしま女子駅伝 順位】
優勝:鹿児島
2位:姶良
3位:日置
4位:大島(Bクラス優勝)
5位:肝属
6位:出水
7位:川辺
8位:川薩
9位:曽於(Cクラス優勝)
10位:指宿
11位:熊毛
12位:伊佐

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