白く長い脚、上に反った独特のくちばし…珍しい旅鳥「ソリハシセイタカシギ」飛来 かごしま南北600キロ

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MBCふるさと特派員や視聴者の皆さんから寄せられた各地の話題を紹介する「かごしま南北600キロ」。今回は、薩摩川内市・甑島から珍しい野鳥の話題です。

下甑島の手打海岸です。カモの群れに紛れた、白くて長い脚の野鳥。くちばしは上向きに反った独特の形をしています。

「ソリハシセイタカシギ（反嘴丈高鴫）」と呼ばれる珍しいシギの仲間です。

体長40センチほどで、主にヨーロッパや中央アジアなどで繁殖し、まれに冬場に日本に飛来する旅鳥として知られています。

冷たい風が吹く中、波打ち際でカモと一緒にたたずんだり、羽をつくろったりしていました。

撮影した甑島のMBCふるさと特派員・藏野量夫さんは「甑島では初めて見た。いいことがありそう」と話していました。