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医療的ケア児 福祉タクシーで保護者付き添いなく通学 モデル事業はじまる 鹿児島

MBC南日本放送 / 2025年1月28日 15時57分

MBC

医療的ケアが日常的に必要ないわゆる「医療的ケア児」の通学について、県は、看護師が同乗するタクシーで学校に送迎する試みを始めました。

医療的ケア児は、たんの吸引や人工呼吸器をつけるなど医療的ケアが日常的に必要な子どもです。スクールバスでの通学が難しく保護者による送迎が大半です。

その負担を軽減しようと、県は、看護師が乗る福祉タクシーで子どもたちを送迎するモデル事業を始めました。保護者の付き添いは不要で利用料は国と県が負担します。

この日、鹿児島特別支援学校2年生の柿内瑛斗くんは福祉タクシーを利用し、母親の付き添いなしで登校しました。

(母・祥子さん)
「えいちゃん、いってらっしゃい。がんばってよ」

(県医療的ケア児者家族会代表 母・祥子さん)
「(医療的ケア児が)親と離れて生活できる環境が整えば、保護者も離職せず、就職して自身の人生を歩むことができる」

モデル事業は今年度、鹿児島特別支援学校と鹿屋特別支援学校で行われ現在、8人が利用しています。スクールバスが利用できず保護者による送迎が必要な医療的ケア児は県内におよそ130人いて、県は「将来的に通学支援を県内全域で実施したい」としています。

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