桜島・錦江湾ジオパーク 日本ジオパーク再認定 「世界に誇れるジオパークを目指したい」 鹿児島

MBC

日本ジオパーク委員会は27日、「桜島・錦江湾ジオパーク」を日本ジオパークに再認定しました。

ジオパークは「大地の公園」を意味し、長い年月をかけて作られた地形などを教育や観光に生かすもので、国内で48地域が認定されています。

「桜島・錦江湾ジオパーク」は、鹿児島市・姶良市・垂水市で構成され、2013年に日本ジオパークに認定。そして、27日東京で開かれた4年に1度の再審査で再び認定されました。

日本ジオパーク委員会は再認定の理由について、「複数自治体で構成するジオパークとしての運営体制が強化された。国内外のジオパークとの交流も充実している」などとしています。

一方で、「ジオパーク拠点施設の整備がまだ十分でない」などの課題を挙げました。

再認定を受け、桜島・錦江湾ジオパーク推進協議会の会長を務める鹿児島市の下鶴隆央市長は、「今後も3市で連携しながら、世界に誇れるジオパークを目指したい」とコメントしています。