鹿児島市議会が開会 運転手確保へバス・タクシー会社就職で「最大30万円の奨励金」

MBC

鹿児島市議会の3月定例会が開会しました。人手不足のバス・タクシー会社に就職した人へ最大30万円の奨励金を給付する事業費などを盛り込んだ一般会計補正予算案が提案されました。

10日に開会した本会議では、一般会計に119億3000万円余りを追加する補正予算案など、議案18件が提案されました。

補正予算案には、運転手が不足している民間路線バスとタクシー事業者の支援として、新たに市内で就職した人に対し、バスで30万円、タクシーで15万円の奨励金を給付したり、運転に必要な二種免許の取得費用を補助したりする事業に2250万円を計上しました。

また、桜島にある8つの小中学校を統合して来年4月に開校する「桜島学校」の整備費が11億円増え、62億円とするための経費を補正予算案に盛り込みました。

3月定例会は来月21日までの40日間で、新年度予算案は今月19日に提案される予定です。