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平川動物公園500→700円 鹿児島市の公共施設値上げへ「市外者料金」新設

MBC南日本放送 / 2025年2月12日 19時22分

MBC

12日の鹿児島市長の会見では、鹿児島市の施設の利用料金を今年10月から一部、値上げする方針も示されました。

人件費や物価高騰が理由で、例えば平川動物公園は、一般料金が500円から750円に。科学館では400円から600円に上がります。

中でも、大きく変わるのが、新たに鹿児島市外の利用者の料金を導入する点です。

例えば、平川動物公園だと、市外の方は2倍の1000円。水族館は、市民は1500円で10月も変わらないですが、市外の利用者は2000円です。

この「市外料金」を導入するのは、市民も市外の利用者も負担を公平にするためです。

市民はこれまで施設の維持管理に使われる市税を納めている上に、市外の利用者と同じ施設利用料を払っていました。これだと不公平ということで、市民より割高な「市外料金」を導入しようというわけです。

「市外料金」の導入について、市外の利用者に聞いてみました。

【鹿屋市】
(会社員)「一緒の値段にしてもらえたら。鹿屋市外で唯一、動物園といったらあそこしかないので」

(高校生)「県民はみんな同じだと思うので、分けないほうがいい」

【奄美市】
(30代)「鹿児島市民は税金を払っているので安くなる恩恵があってもいい」

(薬剤師)「子どもたちを楽しませる施設として値段が上がるのは苦しいと、親世代としては思う」

【屋久島町】
(旅行業)「経営していくのは大変だと思うので何とも言えない」

(事務職)「価格が安くなるならともかく、高くなるのは勘弁してほしい」

反応も様々でしたが、料金値上げの条例改正案は、新年度当初予算案とあわせて、市議会に提案されます。値上げが決まれば、10月からの半年間で2億2000万円の増収を見込んでいるということです。

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