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「二宮金次郎像」最低価格1万円が…落札価格は55万円!金次郎ファン「調べれば調べるほどすごい人」デスクには卓上サイズ金次郎も

MBSニュース / 2024年6月25日 19時20分

「二宮金次郎像」最低価格1万円が…落札価格は55万円!金次郎ファン「調べれば調べるほどすごい人」デスクには卓上サイズ金次郎も

 一般競争入札にかけられた『二宮金次郎像』の落札者が決まりました。

 背中に薪を背負い、左手には本。高さ1m・重さ23kgの青銅製の二宮金次郎像。2022年3月に閉校した兵庫県三木市の旧東吉川小学校に60年以上設置されていたもので、市が有効活用してもらおうと一般競争入札にかけていました。

 三木市によりますと、6月20日までに全国から23件の入札があり、最低売却価格1万円に対して、落札された価格はなんと55万1380円。落札者はどんな人物なのでしょうか?会いに行きました。

 落札したのは兵庫県姫路市の同窓会に関わるデータ管理などを行う会社「株式会社サラト」で会長を務める福田勉さん(80)です。机の上にも小さな金次郎像がありました。

 (福田勉さん)「金次郎はわりと昔から好きなんで、小さなものがあればいいなということで、ネットで買いまして」

 12年前に参加した講演会の会場で偶然目にした金次郎像に惹かれた福田さん。人となりを調べていくうちに、考え方に感銘を受け、すっかり金次郎ファンに。資料を収集するなどしてきました。

 (福田勉さん)「調べれば調べるほどすごい人だということがわかって、ますます今回の入札では欲しいなと思いました」

 6月4日に行われた入札前の現物下見会にも足を運んでいた福田さん。

 (福田勉さん)「服とか薪はいろいろあるんですけどね、表情がやっぱりいいですね。優しい顔をしています。(Q表情に注目?)はい。やっぱり表情がいいです。これは」

 現物を見て、より一層落札したいという思いが強くなったといいます。

 (福田勉さん)「正直言うと最初は10万円。(入札用紙を)送る日の朝にこれじゃ無理かなと思ったので。50万円台だなと思って、思い切った数字を入札させていただきました」

 その思い切った額で見事に金次郎像を落札した福田さん。金次郎像は自宅や会社の中ではなく、一般の人も見ることができる会社の駐車場に設置する予定です。

 (福田勉さん)「金次郎を深く深く知ってもらえるきっかけになればなと」

 勤勉の象徴として愛された金次郎像。姫路市で第二の人生を歩むことになります。

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