祇園祭の幕開け「お千度の儀」 “お稚児さん”務める男児らが祭りの無事を祈願 京都・八坂神社

　７月１日、京都の八坂神社で、祇園祭の幕開けとなる「お千度の儀」が行われました。

　白塗りの化粧に朱色の袴姿で手をひかれながらゆっくりと階段を降りるのは、今年のお稚児さんを務める京都市立洛央小学校の６年生・西川雅基さん（１１）です。

　「お千度の儀」は、祇園祭の山鉾巡行で先頭を進む長刀鉾に乗るお稚児さんらが参列し、八坂神社で祭りの無事を祈る儀式です。１日の神事では玉串を奉納したあと、本殿を時計回りに３周し、祭りの安全を祈願しました。

　山鉾巡行は前祭が７月１７日、後祭が２４日に行われます。