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【独自】3年前の児童いじめ 京都市が一転『重大事態に認定』 きのう保護者に直接謝罪「安心したと同時に、とても遅いと感じました」

MBSニュース / 2024年7月4日 12時10分

【独自】3年前の児童いじめ 京都市が一転『重大事態に認定』 きのう保護者に直接謝罪「安心したと同時に、とても遅いと感じました」

 3年前、京都市の公立小学校に通う児童がいじめの被害を受け、不登校となりました。市教委は当初、重大事態と認めていませんでしたが、調査が不十分だったとして一転して重大事態と認め、再調査を始めたことが分かりました。

 関係者によりますと、京都市の市立小学校に通っていた当時6年生の男子児童は3年前、同級生から持ち物を壊されるなどのいじめを受けて30日以上欠席しましたが、京都市教委は欠席といじめとの因果関係はないとして重大事態と認定していませんでした。

 しかし、7月3日、京都市教委の担当者は児童の保護者に対して「当時の調査が足りていなかった」として重大事態と認定したことを明らかにして謝罪しました。市教委によりますと、過去に重大事態と認定しなかった事案を一転して重大事態と認めるのは初めてで、再調査を始め報告書をまとめるということです。

 (京都市教委の担当者)「絶対あってはならないことだと思っていますし、誠に遺憾であると」

 児童の母親は「(息子は)今もいじめの後遺症に悩まされているので、重大事態認定がされて、安心したのと同時に、認定に2年半ぐらいかかるのは、とても遅いと感じました」と話しています。

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