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【丸刈り強要】ハンドボール部の元顧問教諭に停職3か月懲戒処分「連帯責任で、自主的に頭髪の丸刈り迫り」部員に精神的苦痛 大阪・豊中市

MBSニュース / 2024年7月4日 14時55分

【丸刈り強要】ハンドボール部の元顧問教諭に停職3か月懲戒処分「連帯責任で、自主的に頭髪の丸刈り迫り」部員に精神的苦痛 大阪・豊中市

中学校の部活で、顧問の教諭が丸刈りを強要したとされる問題。きょう、当該の男性教諭が懲戒処分されました。

停職3か月の懲戒処分が発表されたのは、大阪府豊中市立中学校の48歳の男性教諭です。

豊中市によりますと、男性教諭は2021年当時、顧問を務めていた中学のハンドボール部で一部の部員の提出物が遅れたことなどを理由に、「こういう時は先輩たちは丸刈りにしてきた」などと部員を精神的に追い込み、結果的に連帯責任として自主的に丸刈りを行うようにさしむけたほか、

▼退部を申し出た部員に対して、教室に引き入れる際に胸倉をつかんでひきいれる ▼指導の厳しさから退部を申し出た部員に「代わりを3人連れてくるように」と無理難題を求める ▼2021年にハンドボール部で徴収した遠征費について、遠征の日程が短縮されたことで生じた約14万円の残金を、事前の説明に反して返金せず、「部活動で使用する物品購入」などに流用すると通知して流用したということです。

豊中市教委は、教諭の一連の行為が、部員の尊厳や意思を尊重せず、精神的苦痛を与えたこと。かつ遠征の宿泊費については、事前通知と異なる形で別に流用する不適正な会計処理だったと判断して、停職3か月の懲戒処分としました。

市教委はあわせて、中学ハンドボール部の外部コーチを務めていた、豊中市立小学校の女性教諭(51)も、減給1か月の懲戒処分としました。

市によりますと、女性教諭は退部を申し出た生徒らを、個別に公園に呼び出して「辞める辞めないの選択肢はない」「辞めるなら関係者全員に謝ること」などと繰り返し発言をしたり、部員とLINEで連絡する中で、「(名前)はこのLINEからでていってもらいます」「(名前)は発言権なし」などと、特定の部員を排除するような状況をつくり、精神的に追い込んでいたということです。

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