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万博を見据え『蚊によって感染症が拡大』した時を想定した訓練 大阪府「輸入感染症がもしかしたら出てくるかもしれない」

MBSニュース / 2024年7月5日 18時15分

万博を見据え『蚊によって感染症が拡大』した時を想定した訓練 大阪府「輸入感染症がもしかしたら出てくるかもしれない」

 大阪・関西万博を前に、海外から蚊が媒介する感染症が持ち込まれた際の訓練が行われました。

 公園の中で防護服を着て網を振り回す職員。何をしているかというと、人間の吐く息に集まる蚊を網を振って集めています。人の息や体温に蚊が集まる習性を利用。なんともアナログな方法で蚊を捕まえる、その名も「人囮法(ひとおとりほう)」です。

 しかし、人囮法よりも蚊を集めた方法が、ドライアイスから出る二酸化炭素や電球の光で蚊をおびき寄せる「ライトトラップ法」です。

 7月5日、大阪城公園で行われた訓練。デング熱など蚊が媒介するウイルスに感染した人が大阪・関西万博で来日し、その際、大阪城公園で蚊に刺されて国内に感染が広がったという想定です。

 デング熱は、感染すると突然の高熱や頭痛、筋肉痛などとなり、重症化する可能性もあります。訓練では、保健所の職員らが蚊を集め、冷却スプレーをかけて気絶させて、その後、顕微鏡を使用するなどして、捕まえた蚊を確認しました。

 実際に感染が広がった場合は、蚊をすりつぶして、ウイルスを持っているかどうかも分析するということです。

 (大阪府感染症対策課 高塚遼さん)「万博開催時には、よりさまざまな国から来られると聞いていますので、その場合、輸入感染症がもしかしたら可能性として出てくるかもしれない」

 万博開催を来年に控え、大阪府は今後もさまざまな感染症の広がりを想定した訓練を行うとしています。

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