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応援演説を受けていた佐藤啓議員「志や政策を引き継いでいかなければ」 安倍元総理銃撃事件から2年

MBSニュース / 2024年7月8日 18時20分

応援演説を受けていた佐藤啓議員「志や政策を引き継いでいかなければ」 安倍元総理銃撃事件から2年

 安倍晋三元総理が銃撃された事件から7月8日で2年です。奈良市の現場には献花台が設けられ、事件発生時刻の午前11時半には、黙とうが捧げられました。

 おととし7月8日、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で、参院選の演説中だった安倍晋三元総理が銃撃され、死亡しました。

 事件をめぐっては山上徹也被告(43)が殺人などの罪で起訴されていて、犯行動機として旧統一教会への恨みをあげ、「安倍元総理と教団がつながりがあると思い狙った」などと供述していることが分かっています。

 去年10月以降、裁判の前に争点や証拠を絞り込む公判前整理手続きが4回実施されていますが、関係者によりますと、初公判は、来年以降になる可能性があるということです。

 そして7月8日、銃撃現場の献花台付近は手荷物検査が行われるなど厳戒態勢が敷かれる中、世耕弘成参院議員など約1800人が訪れました。

 (献花に来た人)「あの場所でああいう忌まわしい事件があったことは忘れたくないなと」
 (献花に来た人)「一生懸命政治をやられましたので。残念としか言いようがないです」

 一方、安倍元総理の慰霊碑がある奈良市内の三笠霊苑では、事件当時、応援演説を受けていた佐藤啓参院議員が、花を手向けました。

 (佐藤啓参院議員)「大変申し訳ないという自責の念に絶えない2年間でした。志や政策をしっかり引き継いでいかなければならないんだろうと」

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