“知事のパワハラ”告発文書を作成した元幹部の男性死亡 １９日には男性への証人喚問が行われる予定 知事「心理的ケアをさせていただくつもりだった」

　兵庫県知事のパワハラ疑惑。告発文書を作成した元幹部が死亡しました。

　死亡したのは、兵庫県の西播磨県民局長だった男性（６０）です。関係者によりますと、自殺とみられます。

　男性は今年３月、斎藤元彦知事によるパワハラ行為などを告発する文書を作成して配布。県は今年５月「核心的な部分は事実でない」として、男性を停職３か月の懲戒処分としました。

　しかし、告発の内容に一部事実が含まれていたことなどを受け、６月には、強い調査権限を持つ「百条委員会」が設置され、次回の７月１９日には、男性への証人喚問が行われる予定でした。８日午後に取材に応じた知事は…

　（兵庫県　斎藤元彦知事）「（百条委は）心理的な負担がもちろんありますので、しっかりとした心理的ケアをさせていただくつもりではありました」

　男性の死亡を受け、百条委員会は今後、独自に職員アンケートを行うかどうか検討する方針です。


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