西日本で唯一!シャチのパフォーマンスが見られる『神戸須磨シーワールド』 普段見られない裏側「バックヤードツアー」も魅力
MBSニュース / 2024年7月15日 10時30分
シャチが水槽の水をまき散らして飛び跳ねる!そんな“西日本唯一のパフォーマンス”が見られるスポット「神戸須磨シーワールド」が、今年6月に誕生しました。夏休み間近、神戸市須磨区出身の須磨っ子・大吉洋平アナウンサーが“須磨シー”を訪れ、魅力を体感しました。
(大吉アナ)「前身のスマスイ(神戸市立須磨海浜水族園)には、全国のアナウンサーの中で最も多く通ったと勝手に自負しています」
6月にオープンしたばかりの神戸須磨シーワールド。今回は魚類展示担当の大澤彰久さんとともに施設内を回りました。まず訪れたのは、川や海の自然環境を再現した「アクアライブ」と呼ばれる展示室です。
(大吉アナ)「水の香り、川みたいな香りもするような気がする。山の中、川のそばを歩いている感覚になるというか、とても心地がいいですね」
(大澤さん)「植栽も生のものを使っているので、その辺を感じていただけたらすごくうれしいです」
淡水魚の展示エリアには、オオサンショウウオ、口にひげがあるアユモドキ、カワバタモロコといった絶滅危惧種もいます。
(大澤さん)「慣れていますので、私たちが近づくとえさかなと寄ってきます」
シーワールドには560種類、約1万9000もの生き物が展示されていて、その9割がスマスイから引き継いだものです。そんな中、大吉アナが注目したのはタコだらけの水槽。
(大澤さん)「水族館で見られる多くのタコの展示は、水槽の中にタコつぼがある」
(大吉アナ)「確かに、泳ぐタコを目の前で初めて見た。これ面白いですね」
ここでは明石のたこで有名なマダコが約20匹飼育されています。“タコつぼなし”の展示で、水槽のガラスに吸盤でくっつきながら移動したり、体の色を変えて擬態したりする様子を見ることができます。
シーワールドの楽しみ方はこれだけではありません。「バックヤードツアー」も開催されていて、鳴門の渦潮を再現した水槽も、ツアーに参加すると普段は入ることのできない“水槽の上”から渦潮を見ることができます。
(大吉アナ)「しっかりと渦がまかれています。上から見ると臨場感があって楽しいですね」
さらに、優雅に魚たちが泳ぐ巨大な外洋水槽も、バックヤードツアーでは…
(大吉アナ)「ここまで水面に近づけるんですか!?楽しいし、スリリングがある。子どもたちは大興奮じゃないですかね。映画『ジョーズ』の1シーンを見ているような迫力がありますね」
そして、神戸須磨シーワールドの目玉は、なんといっても体長5mを超えるシャチのパフォーマンス。西日本で見られるのはここだけです。立ち見を含めて2500人収容可能なスタディアムは、この日、平日にもかかわらずほぼ満席でした。
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