【暑さから避難】熱中症特別警戒アラート発表時に開放「クーリングシェルター」 市の施設・ショッピングモール・ドラッグストアなど２１９施設を指定 大阪市

　熱中症を防ぐべく、暑さから避難する「クーリングシェルター」の運用が大阪市で始まりました。

　いよいよ夏本番。大阪では７月５日に３５．４℃を観測し猛暑日となりました。今後も厳しい暑さが続くとみられます。そんな中、大阪市が運用を始めたクーリングシェルター。健康に重大な被害が生じるおそれがある「熱中症特別警戒アラート」が発表された際に、暑さから避難するために開放される場所です。

　区役所などの行政の施設のほか、民間のショッピングモールやドラッグストアなど計２１９施設が指定され、アラート発表中は誰でも休憩場所として利用できます。

　（ウエルシア都島毛馬店　森蔭佳嗣店長）「ここ数年、異常気象も続いている中で、こういう施策をやることでお客さまの役に立てたらいいなと」

　運用は１０月２３日までで、市は今後も協力する民間施設を募集するということです。

　暑さ対策の動きはこんなところにも。

　（記者リポート）「大阪府警は新たな対策を導入しました。目にはサングラス、首にはネックリング。腰にはドリンクホルダーを携帯しています」

　猛暑の中、屋外で活動することが多い警察官も今年から対策を導入しました。

　（大阪府警察本部・警務部　吉田一理事官）「パフォーマンスを落とすことなく府民の皆さまの安全と安心を守るための活動ができると考えておりますので、ご理解をよろしくお願いいたします」