老人ホームで介護福祉士が入所者に暴行…高齢女性が頭を複数回殴られ出血のケガ 和歌山・有田市

　和歌山県有田市にある特別養護老人ホームで、勤務する介護福祉士が入所者の女性に暴行を加えケガをさせたとして、逮捕されました。

　傷害の疑いで逮捕されたのは、和歌山県有田市の介護福祉士の丸山薫容疑者（２３）です。

　警察によりますと、丸山容疑者は７月１３日午後７時ごろ～１４日午前０時１５分ころまでの間、勤務する有田市内の特別養護老人ホームで入所している８９歳の女性の頭部を左手で複数回殴る暴行を加え、ケガをさせた疑いがもたれています。

　女性は頭から出血していたということで、病院へ搬送されましたが頭の打撲や擦り傷など全治１週間の軽傷だということです。

　丸山容疑者は１３日夜に１人で勤務している間に、女性の個室内にあるベッドで暴行を加えていたとみられるということです。

　警察の調べに対して、丸山容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。

　警察は丸山容疑者と女性との間に何らかのトラブルがあった可能性があるとみて、詳しい状況を調べています。