万博「子ども専用列車」を検討 無料招待事業めぐり“交通手段の確保”が課題

　万博の子ども無料招待事業をめぐり大阪府市が「子ども専用列車」の設置を検討していることが分かりました。

　大阪府市は、来年の大阪・関西万博に学校単位で子どもを招待する事業を進めていますが、確保できるバスの数の不足や地下鉄の混雑問題など会場までの交通手段の確保が課題となっています。

　これに対し、７月１７日に開かれた万博推進特別委員会で横山市長は大阪メトロと協議し、校外学習での利用を目的とした「子ども専用列車」の設置を前向きに検討していると明らかにしました。

　また、大阪府の吉村知事も１７日、これに賛同しました。

　（大阪府　吉村洋文知事）「子どもたちの専用の移動列車ができればすごくいいと思っています。大阪府市として協力できることは協力していきたい」