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京アニ事件『生存者』の多くはベランダから飛び降りるなどで避難 京都市消防局が“避難行動の指針”をまとめる

MBSニュース / 2024年7月18日 18時35分

京アニ事件『生存者』の多くはベランダから飛び降りるなどで避難 京都市消防局が“避難行動の指針”をまとめる

 京アニの事件を教訓にした火災から命を守る避難の方法。研修会が開かれました。

 18日午後、京都市内で行われた研修会。火災現場を再現した室内から命を守る避難方法を学ぼうと約40人が参加し、MBS前田春香アナウンサーも体験しました。

 (前田春香アナウンサー)「火がつき始めますと一気に煙が充満してきました。だんだん煙の高さが低くなってきています」

 煙が充満する中、避難しようとすると。

 (前田春香アナウンサー)「視界何も見えません。そして息苦しいです」

 36人が死亡し、32人が重軽傷を負った京都アニメーションの放火殺人事件を受け、京都市消防局は生存した人から聞き取り調査を行い、命を守るための避難行動の指針をまとめました。

 事件で生存した人の多くが2階のベランダから飛び降りるなどして避難していたことから、研修会ではベランダや窓にぶら下がってから降りる「ぶら下がり避難」や、窓の外に顔を出して呼吸を確保する方法などが伝えられました。

 (京都市消防局・予防部予防課長 福田真由子消防監)「(事件当時)避難された方も今後の役に立つならということで、非常につらい状況の中でも協力していただいてできた指針ですので、1人でも多くの方に避難についての行動を身につけていただきたい」

 京都市消防局では、避難指針を基にした動画も公開していて、「市民に活用してもらいたい」としています。

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