【万博】“予約なしの紙チケット”は開場から２時間後の午前１１時以降に入場 協会方針明らかに

　来年の大阪・関西万博の入場券。予約無しの紙チケットでの入場は、開場から２時間後となりそうです。
　
　来年の万博では、来場者の混雑を調整するなどの目的から電子チケットのみが販売されていました。しかし、スマートフォンなどの操作に慣れていない人のため、来場予約がなくても利用できる紙のチケットも、今年１０月ごろからはコンビニや旅行会社などで販売することになっています。

　博覧会協会は１９日、予約無しの紙チケットで入場する場合、開幕からお盆までは原則、開場から２時間後の午前１１時から入場できるとし、お盆以降は来場者数などの状況を見て改めて検討するということです。

（博覧会協会・淡中泰雄交通部長）「（予約がない紙チケットでは）その日に何人お客さんが来るか読めないところがある。博覧会協会の立場としては）開幕後の使用状況などを見極めながら慎重に進める必要があるのではないか」

　一方、大阪府と市は予約状況を見ながら予約無しの紙チケットが使えない日を設定すべきだとしました。