【近畿の天気】土日は天気急変と熱中症に注意！夏空の来週は“心折れそうな暑さ”に…

　梅雨明け発表間近の近畿地方は、厳しい暑さが続くでしょう。土日は天気の急変と、危険な暑さに気をつけてください。

　２０日（土）の最低気温はほとんどの所で２５度を下回らず、大阪・京都・神戸で２７度の予想です。日中の最高気温は大阪で３５度、奈良で３６度と猛暑日予想です。熱中症警戒アラートが大阪・兵庫・奈良・和歌山に発表されています。外出する時間はなるべく短めに、屋外での運動や作業は控えるようにしてください。

　大気の状態が非常に不安定となっています。２０日（土）明け方にかけては、近畿北部や紀伊山地周辺で激しい雷雨となり、竜巻などの突風が発生する危険があります。午前中は一旦、小康状態となっても、午後は京阪神を含む中部や北部の山沿いで、急に雨が強まり雷雨となるおそれがあります。晴れていたとしても川が増水していないか、川の上流で大雨になっていないか、水の事故に巻き込まれないよう気をつけましょう。

　２１日（日）は晴れる所が多いものの、午後は山沿いで夕立や雷雨に注意が必要です。
　いよいよ真夏が到来。来週は前半よく晴れてジリジリと強すぎる日ざしで、気温がさらに上がる見込みです。心が折れてしまいそうな猛烈な暑さとなるでしょう。京都の最高気温は、週末や来週、再来週にかけて３４度～３７度の予想です。

　予想には幅があって、暑くなりやすい条件が揃ってしまうと、２３日（火）など４０度に迫る危険な暑さとなる日もあるでしょう。熱中症対策は万全にしてください。